サンプリング検査(前編) [入院録]
大騒ぎしましたカテーテル検査も無事に終了しました。
皆様には、エールのコメントやメールを頂き
本当に有難う御座いました☆
検査とは言え、今回は貴重な体験をしてきましたので
その体験談を書き留めておきたいと思います。
今回の検査は、前回の検査入院で明らかになった
私の病気「原発性アルドステロン症」の原因となっている
副腎に出来た腫瘍を切除するための最終確認検査です。
両脚の付け根の静脈からカテーテルを挿入し、
両方の副腎静脈から血液を採取する、と言うものです。
腫瘍の出来ている方から そのアルドステロンという
ホルモンが異常に流出しているのが確認されれば
次段階で切除となります。
もし、両方の副腎から出ているとなれば
2つの切除は出来ませんので、薬による治療となります。
と言う事で、今後を左右するかなり重要な検査でした。
*** 検査前日。
不安と恐怖で、はちきれそうな精神状態を抑え
最近流行りのコロコロバッグを引きながら
まるで旅行へでも出掛けるような身軽さで入院したのは26日。
今回の入院は、当初より3泊4日と決まっており、
退院は平日になるので、独りでマイカーにて病院へ。
日曜日なので入院手続きは救急受付にて行われました。
待合室で待っていると病棟の看護師さんが来てくれて
もうスッカリ御馴染みの(苦笑)病棟へ連れて行ってくれました。
病院着に着替えると入院患者気分になるのが不思議。(笑)
担当の看護師さんが、翌日の検査日程の説明に来て下さり
その後、前回の入院でお世話になった担当ドクターが
「カンクリさん、体調は如何ですか?明日は頑張りましょうネ!」と
病室へ御挨拶に来て下さいました。
*** 検査当日。
検査は午後から執行されるので、朝食は出たのですが
気分的になかなか食が進みません・・珍しく残しちゃいました。(^^;
一応、人並にデリケートな感覚は持ち合わせてるみたいです。
10時からは水分摂取が出来なくなり、お昼は勿論絶食です。
お昼前頃から、私の周りが慌しくなり始めました。
まず、今回の検査を実際に行って下さる外科の先生がいらして
改めて検査内容とそれに伴う危険性を説明して下さいました。
「初めまして!今回カンクリさんを担当します外科の**です。」
(おぉ、アルピニストの野口健さんにソックリじゃないですか!?)
「検査は、だいたい2時間から3時間で終わりますから・・」
(え?!担当ドクターは1時間ちょっとと言ってたのにィ~。)
「では、私は手術室で準備してお待ちしてますから。」
「宜しくお願いします・・・。」
それから暫くして、担当ドクターが点滴を持って現れました。
「先生、検査時間2,3時間だって外科の先生が言ってましたよ。」
「ん~、そういう人もいるかなぁ~~。でも、大丈夫ですから。」
(何が大丈夫なのだろう???)
そう言いながら、点滴を刺す場所に悪戦苦闘のドクター。
採血時もそうですが、私は血管が浮き出ないので皆さん苦労します。
挙げ句、「何処がイイですか?」 (^^;
「以前、手術した時は手首にしたんですけど・・・」
「ん~、手首じゃ痛いんだよねぇ~。」
結局・・・
左腕のこーんなトコにブッスリと刺されました。
「じゃ、後は手術室でね。」
担当ドクターと入れ替わりで、
看護師さんが「導尿セット」を持って病室へ・・あぁ、嫌な時間。
点滴よりもズッと嫌ですよね、導尿・・・。
「まずは術着に着替えちゃいましょう。」
・・って、術着の下は何も付けてない状態ですから~~。(泣)
狭いストレッチャーに乗せられて、
右肩にブスリ!と麻酔の注射をうたれて(コレがメチャ痛いッ!)
「じゃ、そろそろ行きましょうか。」
あぁ、いよいよ正念場なんですね・・・、泣きたい。
・・続く。
nice!を押していいものやら・・・(笑)
やっぱり、カンクリさんの頑張りに押しちゃおう!
(私は明日、もう1度振り込んできます。今度は東京ドームだ~)
by MAME (2009-07-30 20:14)
おかえりなさ~い!!
今回はメールもしない不義理な女で(;´・ω・`)ゞごめんなさい
でもブログアップされてて安心!ホッ。
でも検査は大変でしたよねお疲れ様です!
by RYUSYO (2009-07-30 22:46)
>導尿
なんだか、とっても痛そうな予感・・・
by こけもも: (2009-07-30 23:16)
ハラハラ、ドキドキ・・・ どうなっちゃうのぉ・・・???(/_;)
って、検査終わって帰ってきてるから、書けるのにねぇ・・・
なぜ、「続き」なのだぁ・・・\(゜ロ\)(/ロ゜)/
by 蒟蒻娘!#303 (2009-07-31 00:18)
>MAMEさん、
ご褒美のnice!を有難う御座いました。(笑)
で、今度は東京ドームですか? 今度こそ当たって欲しいですね!
ガンバレ~~!!
>RYUSYOさん、
いえいえ、いつも楽しいメッセージを有難う御座います。
ナントか検査の中では一番の山を越える事が出来ました。(^^)v
今回もとても良い病院スタッフに恵まれて良かったです。
後は、最大の山場の日程をどうするか?が問題です。
>こけもも:さん、
コレはメッチャ痛いです!
出来るなら経験したくないモノの一つですよ。>導尿(^^;
>蒟蒻娘!#303さん、
今回も、入院中の励ましメールを有難う御座いました!
>>なぜ、「続き」なのだぁ・・・
・・そりゃ、長いからです。(爆)
by カンクリ (2009-07-31 21:37)
うわ~! こんなオオゴトだったんですね!
なんかオイラ、もっと簡単なものだと考えてました。
ドクターの言葉のちょっとした違い、「ちょっと」でも本人にとってはものすごくきになりますよね。
by とり (2009-08-01 11:26)
>とりさん、
そーなんですよ~。検査とは言え、結構オオゴトだったんです。(泣)
だから、この検査だけはやりたくなかったんですけどねぇ・・・。コレをやらないと次に進めないので、泣く泣く同意したんです。(^^;
by カンクリ (2009-08-01 21:08)