年末の入院録① [入院録]
昨日は、退院後初めての外来受診がありました。
連休明けでしたので予約していても3時間待ちでした。
退院時、外来予約日が昨日に決まった時
我が儘な患者は「きっと混みますよねぇ~。」と口に出してました・・。
すると外科のドクターは、例のポータブルDVDプレイヤーを指して
「コレ持って来て待合室で見ていてイイから。(笑)」
確かに、映画1本は観れちゃう待ち時間です。(^^;
でも、流石の私でもあの待合室ではちょっと・・。
外来では、今回切除した腫瘍及び副腎本体の
病理検査結果が通告されました。
結果は「良性」・・取敢えずひと安心でした。
それでは、ボチボチと病院ネタでもアップしていこうと思います。
お付き合いの程、ヨロシクです。(^^)b
尚、今回の入院は愚痴から始まりますので御了承下さい・・。
入院を翌日に控えた夜、病院から電話がありました。
「外科の**ドクター」と名乗る方には覚えがなく「?」な私。
その知らないドクターからの話しの内容は、
予定されてた手術日に手術が出来ない?!との事でした。
寝耳に水”とは、こういう状態なのでしょうか?
「どうしてなんですか?」と尋ねると
私の血圧が高くて手術が出来ないとの返事。
しかし、それは理由になりません!
その事は病院側も承知の事で
それが私の病気で、その為に治療に通っているのですから・・・。
しかも、全く面識もないドクターからの連絡なのが不満です。
「執刀医からの説明が聞きたい!」と
一回目の電話を切りました。
二度目の電話は、その執刀医からでした。
部長ドクターに電話をさせるのもどうか、と思いましたが
手術がキャンセルになった理由があやふやで納得いきません!
しかし、執刀医からは「申し訳ない。」の一点張りで・・。
いろいろと交戦”をした挙げ句、
既に決定されてしまったようなので、
当初の予定日には手術が出来ないけれど、
入院は予定通りにする事となりました。
それにしても、入院予定の前日、
しかも夜にこんな流れになるなんて・・信じられない!
入院した日の夜、
外科のドクター達が総出で私の病室へやって来ました。
まるで「白い巨塔」の教授総回診のようにゾロゾロと・・・。
部長ドクターが今回の件に関してのお詫びを・・。
しかし、結局明確な説明を聞く事は出来ませんでした。
そして手術日を再検討する旨だけを言って帰っていきました。
その一団の中に、
7月にサンプリング検査をして下さったドクターの姿を見付け
呼び止めました。(そのドクターしかお名前を存じてませんで)
まずは、昨夜電話を掛けてきたドクターはどの方?と・・。
若いドクターが現れ、私はオバサン特有のイヤらしい言い方で
「初めまして。カンクリです。」と御挨拶させて頂きました。(苦笑)
でも、こう言う場合って、面識のない時だったら尚更
「昨夜電話しました**です。」って御自分から名乗りませんか?
サンプリング検査をして下さったドクター、Nドクターとしましょう、
は、その時の記事にも記載しましたが
アルピニストの野口健氏に似てらっしゃる方で、
サンプリング検査の時に感じたんですが、
患者の言い分も良く聞いて下さるドクターだなぁ、と思ってました。
今回も私が名指しで呼び止めたせいもありますが
ドクターの皆さんがお帰りになった後も病室に残って
私の鬱憤晴らしにお付き合い下さいました。
そのNドクターが今回の件の成り行きを御存知かどうかは不明でしたが
一応、患者側の気持ちも聞いて欲しくって・・。
毎日数件の手術をしているドクター達にとっては
手術自体が仕事の一環かも知れませんが、
患者にとっては一生に一度(?)の
覚悟を決めた一大事なんですよね。
私も今回の手術に関しては、この病気が決定的になり
手術を覚悟した時点から、常に重く圧し掛かってました。
その手術を踏まえた入院をする前の晩に、ちゃんとした理由もなく、
「手術が出来なくなりました。」との電話にはかなりショックでした。
そんな患者のデリケートな部分を知って欲しかったんです。
Nドクターは、否定する事なく真剣に聞いて下さいました。
Nドクターがお帰りになった後、
内科の担当ドクター、例の「握手希望」のFドクターが
今回の件を耳にして、スッ飛んで病室に来てくれました。(笑)
今回は外科での入院なので内科の管轄ではないのですが、
一応私はFドクターの担当患者ですからね、当然でしょう。
Nドクターよりも気心知れてるFドクター・・・
可愛そうに思い切り私の攻撃の的になってしまいました。(^^;
お二人のドクターのお話を聞いて私が想像するに
今回の原因は、大病院に有りがちな縦横の連携の不手際かな、と。
大病院の内部をご存知の方なら御理解頂けるかと思います。
でもねぇ~、それじゃダメなんですよ・・・。
大病院だからこそ、各科同士、ドクター同士の連携が必要なんです!
出来るだけ改善をして欲しいと願います。
取るに足らない事と思われるかも知れませんが、
入院する事ですら不安に思うフツーの患者にとっては重要な事なのです。
一応、私の場合は「手術前の安静」を目的とした入院、と言う理由で
当初の予定よりも一週間多く入院生活を送る事になりました。
・・続く。
「血圧」を理由にもってくるあたりを見ても、
多分カンクリさんの推測通りなんでしょうね・・・。
オイラもここまでではないですけど似た経験あります。
とにもかくにも自宅で年越できたのは不幸中の幸いでしたね。
by とり (2010-01-13 21:32)
なるほどね。官僚的になってるんでしょうね、おっきな病院は。
だから素直に「これこれこういう訳でごめんなさい」ができなくなっているんでしょう。
by わんすて (2010-01-13 21:34)
>とりさん、
正直、例えドクターと言えども面識のない方からそのようには言われたくないと思うのですが・・。
ノッケから一週間延びてしまい、年越しも病院?!と頭をかすめましたが、とりさんの仰るように年内に退院出来て本当に良かったです。
>わんすてさん、
最終外来診察の時に、念を押して確認していた分だけ今回の手違いが納得いかなかったんです。
ところで、わんすてさんもお身体の方、大丈夫ですか?
お互いにアラフォー”はとっくに過ぎてますので、これからは充分過ぎる程に労りましょうね。お大事になさって下さいマセ☆
by カンクリ (2010-01-13 22:42)
小さな店舗でも「縦割り」って訳じゃないですけど、「自分の担当部署以外は知らん!」って会社は多いです。
by こけもも: (2010-01-13 22:51)
そうそう!大病院だからこそ・・・患者の気持ちがわかってないんだよね。一応ある種の客商売でもあるわけだから・・・予約があるのに3時間待ちは・・・
でも愚痴を聞いてくれるドクタ-が居てくれただけでもラッキ-!かな?
年明け早々のお仕事、病院はきっと混雑だと思いお客さん待ちをしていましたが普段とあまりかわらなかったなぁ・・・
by マリオ・デ・ニ−ロ (2010-01-14 09:35)
>こけもも:さん、
確かにそういう傾向がありますよね。
それで通る企業は良いのですが、人命を預かるお仕事には通用して欲しくないですね。
>マリオ・デ・ニーロさん、
大きなトコは、何とな~く事務化されちゃうんですよねぇ~。
実は、そんな事が原因で入院後半にちょっとした患者さんの反乱?が勃発?!・・それもネタかな?(苦笑)
>Fogさん、
御訪問&nice!を有難う御座いました☆
by カンクリ (2010-01-14 20:40)
私なら、一週間分の入院費はどうなったの?っと・・・(^_^;)
「握手希望」の成就は???
by 蒟蒻娘!#303 (2010-01-14 22:32)
>蒟蒻娘!#303さん、
確かにその点は皆さん気になるトコでしょう。
でも、取って付けたようになってますが、一応入院理由が出ちゃってますからねぇ~。ま、結果的に「最良の条件下での手術」となったと割り切るしかないですね。(^^;
「握手希望」は、そりゃもう儀式”のように盛大?に行われました。(爆)
更には「復活祝いの握手」というオマケ付きでした。(^^)b 詳細は後程!
by カンクリ (2010-01-15 11:16)
>おすぷれい26さん、
>ヘー八郎さん、
御訪問&nice!を有難う御座いました☆
by カンクリ (2010-01-17 23:29)