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年末の入院録⑧ [入院録]
熱は相変わらず38℃台をキープ・・。
朝の回診は、前日攻防戦を繰り広げたアノ若いドクターでした。(^^;
ルックスは良いのですが、第一印象がメッチャ悪かったせいか
どーもこのドクターとは反りが合わないような・・。
言い方にトゲがあるように感じちゃうんですよねぇ~。
それなのに回診には殆どこのドクターが来ます。
ま、ソコは医者と患者と言う事で、一応私が退いてますけどね。(ん?)
「カンクリさん、昨日はもう歩かれてましたよね。」
そーでした・・昨日窓際まで歩いているトコを見られているんでした。
「なら、おしっこの管は外しちゃいましょう。
それから、今日のお昼から食事を出します。
食べられたら午後から点滴も外しちゃいますから。」
問題の麻酔薬の残量をチェックして、「また来ます。」と去っていきました。
早速看護師さんが来て、導尿の管を外してくれました。
個室の病室からトイレまではちょっと距離があるので
一応ポータブルトイレを部屋内に用意してくれました。(感謝~!)
その後、もう一度若いドクターが
硬膜外麻酔のカテーテルを抜きに来てくれました。
昨日の一件がどーしても納まりきれない私は、
「昨日先生はあのように仰いましたが、麻酔科の先生は
私のように太ってる人には硬膜外麻酔を勧めてらっしゃるようですよ。」
と、言わずにはいられませんでした。
「そーなんですか。・・まぁ、そー言う事もあるんでしょう。」
相変わらずトゲのある返答でしたが、
前日よりは柔軟な態度でした。何となくこの件は落着・・かな?
しかし、問題はこの後で・・・
硬膜外麻酔のカテーテルを外して暫くしたら
「ウソッ?!」と思う程の激痛がッ!!!!
「イッタァァァァーーーイ!」(ちょっと大袈裟か)
我慢しようと思えば我慢出来るけど、マジ痛いです。
丁度息子から電話が掛かってきたんですが、
痛くてちゃんと会話が出来ませんでした。
看護師さんに言って鎮痛剤を貰って飲んだら
痛みはかなり緩和されましたが、それにしても痛かった・・・。
いやぁ~、麻酔の威力って凄いんだぁ~!と改めて思いました。
外科のドクターにあのように言われても、アレはやって正解でした!
鎮痛剤のお陰で熱も若干下がってきたので
お昼ごはん(5分粥)を1/3くらい食べる事が出来ました。
でも、まだ点滴は外して貰えませんでした。
夕方にはトイレまでの長距離?歩行にチャレンジ!!
点滴スタンドに頼りながらノロノロと・・でも、無事にコンプリートです。
トイレ近くの大部屋には、顔馴染みになっている方も数人いらして
「もう歩けるのぉ~?!」とビックリしてました。
夕食は8分粥を半分、おかずを少々食べる事が出来、
見事点滴も外れました・・解放された瞬間です。(笑)
術後3日目。。。
まだ鎮痛剤のお世話にはなっているけど
傷の痛みはだいぶ治まってきたような・・気がする???(^^;
ベッドから起き上がる時が少し大変ですが、
それ以後は問題ナシで動けます。
ごはんも普通の硬さになり、半分位は食べれました。
朝の回診は、やっぱり例の若いドクターでした。
「傷口見せてねぇ~。・・・大丈夫そうだから抜糸しましょう。」
一旦病室を出て行って、抜糸の準備をして戻ってきました。
傷口に貼ってあった四角い絆創膏を剥がしながら、
「抜糸ってねぇ、40代までなんですよ。」
ハイ?・・ドクターが何気に話し始めました。
「何でですか?」(一応、反応しなくっちゃ・・って心境で。笑)
ドクター曰く、老眼になると抜糸は出来ないそうです。
手術には影響がないけれど、抜糸は別らしい。
などとウンチク?を語りながら、プチプチ糸を切って抜いていきます。
糸を抜く時にチクッ!ってちょっと痛いんですけど、我慢我慢・・。
「じゃ、先生はお若いからまだまだ抜糸出来ますね。
何年生まれですか?」(さり気なくチェック。爆)
「50年生まれです。」(・・と、まだ34歳かぁ~~、若いなぁ。)
などと戯れ事を言ってるうちに計8ヶ所の糸が抜かれました。
(縫合は、上の傷から2針、4針、2針だったようです)
「ちゃんと傷口はくっついていますが、まだ皮膚が柔らかいので
ちょっとした力が入ると伸びちゃうんですよ。
予防で絆創膏を貼っておきます。自然に剥がれたらおしまいね。」
そーなんです!手術の傷口って、そのままにしておくと
くっついた皮膚が伸びちゃってケロイドみたいになって残るんです。
なので、傷に対して垂直に絆創膏を貼っておくと予防になるんですよ~。
お陰で15年前の傷跡は、線一本だけで綺麗になってます。
この日は何気に和やかな会話が出来た二人でした。(笑)
・・続く。
さすが~年齢を確かめるテクニック!(^^)
ひとまわり以上の年の差では、なかなか世間話もかみ合わないですね。
でも、そのドクターもあと数年しか抜糸作業ができないんですね。
老眼は、私のように40になってすぐ、新聞の字のピントが合わなくなったりして個人差があるから…(^^;
そうそう、私の傷口(10cm弱)は少しケロイドっぽく残りましたよ。抜糸のあと、痒くなって我慢できずにかいたのが悪かったのかな?(笑)
by MAME (2010-01-26 12:30)
>MAMEさん、
世間話がかみ合わないと言うよりも、若いドクターは患者に舐められたくないのか、態度が横柄になりがちになってしまうような・・。(^^; アラフォーの域になると角も取れてイイ具合になるんじゃないか、と今回の入院でいろんなドクターを見て感じました。
あ、40代というのは49歳までが範囲なので、このドクターはあと10年以上は抜糸”が出来る予定です。(笑)
ところで、帝王切開の傷口ってその位なんですか?(驚)
by カンクリ (2010-01-26 20:03)
手術痕って避けようがないのだと思ってました!!
エコノミー回避法といい、いろいろ進歩するんですね~。
by とり (2010-01-26 21:25)
手術の傷跡に絆創膏ですかぁ・・・(@_@;)
盲腸の手術は私は縫われたのですが、同時期に別の病院ではホッチキスのようなので留められたとか(なぜか同寮で三人手術しました(>_<))
当時も絆創膏あったのかなぁ・・・(20年前ですがねぇ)
主人は解熱剤が効かなくて数日先生を悩ませ、体重比で薬を増やした途端ピタリと熱が下がって一安心。
点滴をずぅっとしてて腕がパンパンに腫れて、両腕に出来なくてついには胸から刺されて縫いとめられちゃってました(/_;) まぁそれまでに引っこ抜いたりして大変な時期もありましたわぁ・・・
大学病院って研修医さんのお相手しなきゃならないから、大変ですよねぇ・・・(主人もかなり点滴等の犠牲になりましたわぁ)
by 蒟蒻娘!#303 (2010-01-26 23:00)
ゥ──σ(・´ω・`;)──ン
いつもしかめっ面になって記事を読んでます
頭の中はコードブルー・・・・山Pばっかり頭に浮かぶヾ(-ε-o)ォィォィ
by RYUSYO (2010-01-27 00:50)
>帝王切開の傷口ってその位なんですか?(驚)
面白いところに注目されましたね!
ほら、お腹が膨らんでる時は10cm以上切ってるけど、縮んだら…ね(笑)
まあ、胎児の頭が出るくらいの長さを切って、あとはお腹の皮&皮下脂肪をグイッと伸ばして(爆)出すから、先生も大変だよね。
私は寝てるだけ。でも、取り出して縫い始めたら下半身麻酔がきれてきたようで、全身麻酔を入れてもらいましたよ。(術後の痛み止めは、もっぱら座薬で。これがよく効いて助かりました)
それにしても、二十数年前と現在では相当、技術も進歩しましたよね。
術後のケアも!
by MAME (2010-01-27 11:42)
>とりさん、
術後の絆創膏、コレが結構イイ結果を出してくれるんですが、今回は切ったというよりも刺したって感じだったのかなぁ~、イマイチピッタリくっついてないのが不満なんです。
>蒟蒻娘!#303さん、
ホッチキスのようなので留めてあるのって聞いた事あります。
絆創膏予防は16年前に義妹が帝王切開した時に担当のドクターから聞いたようで、翌年、私に教えてくれたんです。「本当に?」と半分疑いながらやってみたんですが、コレがバッチリでした!(^^)v
>>体重比で薬を増やした途端・・
・・やっぱり体重に比例するんですねぇ~。
麻酔薬の量も体重で決まるようですよ。(^^;
>RYUSYOさん、
アハハ、もっとお気楽に読んで下さいな。
コードブルー、私も見てますが、2ndシーズンの山Pは・・だなぁ~。
多分ヘアスタイルがイマイチなんだと思うんだけど、どうでしょう?
>MAMEさん、
あ~、成る程ねぇ。それで、その位の傷なんですね・・。
妊娠線の跡の方が傷口よりも凄いというのに、何ナーバスになってるんだか、って感じです。(^^;
by カンクリ (2010-01-27 13:36)
>ヘー八郎さん、
>こけもも:さん、
ご訪問&nice!を有難う御座いました☆
by カンクリ (2010-01-28 21:57)